こんにちわ!
★よし★です。
少し前、中3娘の漢検3級合格記事を書きました。
記事を読んでいただいた方、はてなスターをくださった方、それから応援クリックやブックマークをしていただいた方、皆さまありがとうございます。
今回は、僕や妻も合格を目指す娘を支える形でいろいろと調べたり作戦を練ったりしてきました。
せっかくなので、それを少しでも共有できたらと思い、この記事を別に書くことにしました。
僕自身も漢検の専門家ではありませんが、3級取得を目指す方にとってほんの一部でも参考になれば…と思います。

試験問題の構成・配点など
漢検3級の試験は200点満点で、合格基準は70%(140点)程度とされています。
まずはどのような問題が出るのか、そして配点はどうなっているのかを知ることが大切だと考えました。
「相手を知る」ってやつですね。
わけあって、青と赤で色分けしています(詳しくは後述します)。
【大問1】漢字の読み (30問/各1点)=30点分
線が引かれた漢字の「読み」を答える問題。
<例>匿名の手紙を受け取った。 ※2024年度第3回出題(=以下同)
【大問2】同音・同訓異字の選択 (15問/各2点)=30点分
文脈に合う正しい漢字を選択肢(ア~オ)から選ぶ問題。
<例>あの一手は痛コンの極みだった。
濃コンのジャケットをはおる。
よからぬコン胆があるに違いない。
(選択肢 ア~オ あり)
【大問3】共通の漢字 (5問/各2点)=10点分
3つの▢に共通して当てはまる漢字1文字を選択肢(ア~コ)から選ぶ問題。
<例>▢護・▢立・抱▢
(選択肢 ア~コ あり)
【大問4】熟語の構成 (10問/各2点)=20点分
2字熟語の成り立ちのパターンを選択肢(ア~オ)から選ぶ問題。
<例>攻防
(選択肢イ)反対または対応の意味を表す字を重ねたもの
【大問5】部首 (10問/各1点)=10点分
漢字の正しい「部首(形)」を選択肢(ア~エ)から選ぶ問題。
<例>暮
(ア.日 イ.艹 ウ.大 エ.一)
【大問6】対義語・類義語 (10問/各2点)=20点分
選択肢内のひらがなを漢字に直して▢に入れ、対義語・類義語を完成させる問題。
<例>倹約-浪▢ →選択肢の「ひ」を漢字「費」に直す
安値-▢価 →選択肢内の「れん」を漢字「廉」に直す
【大問7】漢字と送り仮名 (5問/各2点)=10点分
短文のカタカナ部分を「漢字と送り仮名」に直す問題。
<例>休憩場所がモウケられた。
【大問8】四字熟語 (10問/各2点)=20点分
カタカナ部分を「漢字2文字」に直して、四字熟語を完成させる問題。
<例>こじれた問題をイットウ両断にする。
【大問9】誤字訂正 (5問/各2点)=10点分
文章内の間違っている漢字を1つ見つけ、正しい漢字に直す問題。
<例>夏山シーズンが到来し登山者は山頂から望む雄大な景色を慢喫した。
【大問10】書き取り (20問/各2点)=40点分
漢字の書き取り問題。
<例>児童ギャクタイの現状を伝える。
青と赤の色分けについて
これは何を基準とした色分けなのかというと、解答形式の違いによるものです。
①青は選択式 (計70点分/大問2~5)
選択肢が示されているためゼロから漢字を思い出す必要がなく、慣れれば得点源にしやすい部分です。
②赤は記述式 (計130点分/大問1・大問6~10)
ただし大問1については漢字を書かせる問題ではなく、読みをひらがなで書かせる問題です。
そのため漢字を書かせる大問6~10については100点分となります。
どちらにしても、選択式よりも記述式のウエイトが大きく上回っていることがわかります。
中でも最初の読み問題については30点分、また最後の書き取り問題については40点分を占めています。
やはり単純な読み書きが基本中の基本だということがわかるというものです。
捨て分野を作らず、全体を満遍なく学習することが大切
基本的に配点2点のエリアが多く、1問1問の失点が積み重なってくると、あっという間に合格を危うくしてしまう可能性があります。
大問5の部首問題なども配点1点のエリアだからと軽視せず、最低でも出会った問題については完全マスターするつもりで取り組むことが大切だと思います。
僕も少しやってみましたけど部首、意外と難しいです。
大問1の読み問題についても配点1点エリアですが、ここは問題数が30と多いので、しっかり取りにいきたいですね。
当然ですが、読みは「書き」に比べたら覚える負担も少なく済むので、ここは極力満点を狙っていきましょう!
それから、部首問題とあわせて大問4「熟語の構成」問題も少々難しいと感じることや、やっかいな問題に当たったりすることもありますが、決して捨てない方がいいと思います。
選択問題なのでどうにかこうにか食らいついていきたいですよね。
ちょっと大変かもしれませんが、各分野を満遍なく学習することが大切だと思います。
娘が使用した教材 「漢検 漢字学習ステップ 3級」
これ1冊のみです。
夏休みに入ってから学習し、9月中旬に受検という、比較的短期間での挑戦だったので、あれもこれもやる時間というのはありませんでした。
漢検協会が発行している1冊ということで、娘も信頼して学習を進めることができたようです。
全部で35ステップあり、6ステップ(最後だけ5ステップ)を終えるごとに「力だめし」テストで実力を確認できるようになっています。
娘は6ステップを終えたら、それまでの復習をしてから「力だめし」テストをやっていました。
そして最終仕上げの「総まとめ」テストも、総復習をしてからチャレンジしていました。
1周目の学習時、各ステップごとにできなかった問題には「✕」、できたけど怪しい問題には「△」印をつけていたので、復習は1周目よりはいくらか効率的にできたようです。
そして「もう大丈夫かな」となった問題は順次、印を消していきました。
試験直前の追い込み学習は、最後まで印が残っていた部分だけを集中的につぶしていたようです。
CBT受検の注意点
前回の漢検記事で書いた通り、今回娘が利用したのは「漢検CBT」という受検方式です。
紙の問題用紙に解答する従来型とは違い、テストセンターでコンピューターを使って受検するのです。
◆受検日を比較的自由に選べる
◆約10日後には結果がわかる(紙の検定では約40日後)
といったメリットもあります。
一方で、紙の検定とは違う点、注意しなければいけない点もあります。
◆「読み」問題の解答方法
キーボードでのタイピング入力
◆「書き」問題
液晶画面にタッチペンで手書き
◆大問9の「誤字訂正」
紙の試験とは異なり、正しい漢字のみを画面に書き込む(誤字指摘は不要)
◆メモについて
画面や机上へのメモ・試し書きが一切できない
そして、個人的に最も注意しなければならないと思うのは、以下の点です。
CBT受検の意外な盲点「選択肢が消せない」問題!
大問3の「共通の漢字」や大問6の「対義語・類義語」は、一覧から言葉を選ぶ形式となっています。
しかしCBT受検では紙の試験のように「使った選択肢を✕などで消す」ということができません。
使い終わった選択肢も最後まで画面に残り続けるため、混乱しやすくなる可能性があるのです。
大問3の選択肢は漢字なのでまだいくらか良いかもしれません。
が、大問6の選択肢はすべてひらがなであり、それを適切な漢字に直して解答する必要があります。
ひらがな選択肢というのは、使い終わったものから順次消していかないと、なんだかミョーに見づらくなってくるというのが実際に試験を受けた娘の感想です。
「あれ?この選択肢さっき使ったよね」というのがいつまでも画面に残っていると、案外気になるし、やりにくいそうです。
もちろん人によると思いますので「そんなの全然大丈夫だよ」という人もいらっしゃるとは思いますが、それが気になってしまう人もいるというのもまた事実だということは、しっかりお伝えしておく必要があると思います。
まとめ
娘の漢検3級への挑戦をきっかけに、僕自身もいろいろと調べ、実際に問題も解いてみました。
「漢検って、こういう問題が出るんだ」「ここは案外難しいな」など、親の僕にとっても新しい発見がたくさんありました。
これから漢検3級を目指す方や、お子様を応援するご家族にとって、当記事の中にひとつでも参考になる情報があればうれしいです。
皆さま、ぜひ合格を目指して頑張ってください!
陰ながら応援しています!
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