★よし★の雑記ブログ

~興味・関心から悩みのヒント探し・解決まで~

【子育て】子供を遊ばせて育てること&経験をさせることの大切さについて思うこと

 こんばんわ!

 ★よし★です。

 

 今日は久々の子育てネタです。

 ぜひぜひ最後までお付き合いください。

 

1.はじめに

 僕は、現在高2の息子&中1の娘の2人の子を持つ父でもあります。

 親となった以上は、大切な子達をしっかり育てて、社会に出す義務があります。

 そうです、子供たちはいずれは社会人になっていきます。

 学力だけでは社会は渡れません。

 もちろん、一生懸命勉強することを否定する気はまったくありませんし、学力も大切です。

 ただ、僕が思うのは勉強・遊び・部活動・バイト・スポーツ・習い事・ボランティア・地域活動などなど、いろんなことをバランス良く経験することが大切だと思うのです。

 ただひたすら勉強ばかりを頑張り、良い高校・良い大学を出れば良い人生が待っているわけではありません。

 これは社会に出れば誰しもそう感じることだと思います。

 僕も実社会で過ごす身として、「学力」と「社会人力」ははっきり違うと感じております。

 僕はこの記事のタイトルにもある通り、遊ばせること&様々な経験を積ませることが非常に大切だと考えています。

 なぜそう思うのか、以下、その理由を書いていきます。

 

2.「遊び」の重要性 ~子供は遊びを通して何を得るのか~

①コミュニケーション能力

 まずは、これが真っ先に挙げられると思います。

 子供は遊ぶことで友達付き合いの基本を身につけると考えています。

 自分の考えを伝え、相手の話を聞き、お互いの「違い」を調整したりなどなど、一口に「コミュニケーション」といっても奥が深いですよね。

 「人」って実にいろいろです。

 大人の世界でも子供の世界でも、いろんな「人」がいます。

 合う人もいれば合わない人もいるし、なにより「人」は感情のある生き物ですから尚更いろいろと難しい場面に出くわすこともあるでしょう。

 子供の頃からいろいろな「人」たちと積極的に関わっていく中で、総合的な「コミュニケーション能力」が養われていくものと考えております。

 「遊び」というのは子供のコミュニケーション能力を手っ取り早く育てることができると同時に、子の成長に決して欠かせないものであると思います。

 大人になっても公私ともに「人づきあい」は一生ついて回ります。

 「勉強だけ」で人は育たないと思います。

 いろんなことに目を向けると「遊び」というのは子供にとって非常に重要な活動であることがわかりますし、小さい頃から遊ばせておかないと、身につくべきものが身につかないまま年齢を重ね、「人との付き合い方がわからない」「友達関係がうまくいかない」などと後から苦労することになりかねません。

 

②意外な実務能力

 遊びを通して身につくもの、もうひとつあります。

 我が家では「あれダメ、これダメ、ああしなさい、こうしなさい」というのは極力避け、子供が興味を持ったことは危険なことでない限り、なるべくやらせる方向で進めてきました。

 例えば、息子がYouTubeをやりたいといえばやらせてきましたし、パソコンを作ってみたいといえば作らせてきました。

 YouTubeは実際にやってみたことで、動画編集等のスキルを身につけることができましたし、また、稼ぐのがどれだけ難しいことかということも子供なりに理解しました。

 これだけで大収穫です。

 パソコンも自作することで、息子本人にとっては本当に大きな財産となりました。

 構造や機能を深く理解したことも大きいのですが、何よりも「得意分野」を持つことができたことが一番の収穫です。

 この経験が息子の将来の進路を決定づけることになりそうです。

 「パソコン自作」の経験を通して自分の将来像を明確にイメージすることができるようになり、そこから逆算して目標を設定できるようになりました。

 中学校の早い段階から将来像をイメージできたことで、それを実現するために目指すべき大学の学部・学科もほぼほぼ明確になり、そのためにどこの高校に行くかということもしっかり考えて、勉強に励んでいました。

 第一志望校はダメでしたが、目標はブレることなく持ち続けております。

 息子本人も「あの経験はマジでデカかった。」と口々に言っております。

 パソコンを作る前と後では、成績も明らかに変わりましたね。

 

3.その他「経験」の重要性

 例えば、アルバイト。

 高校生のバイト、僕は賛成です。

 バイトを経験することでも、同じようにコミュニケーション能力や実務能力が身につくばかりか、自分の将来の目標が見つかる場合もあると思います。

 また、進路で迷ったり、何かあったときにバイトで身につけたスキルが自分を救ってくれるようなケースもあり得ると思います。

 どうしても「高校生」「学生」というと「学生の本分は勉強だ」と考えてしまいがちですし、それはあながち間違った考えではないと思うのですが、やはり「学力」「社会人力」はバランス良く向上させてあげたいなと僕個人としては考えています。

 

 スポーツにしても、プロ選手として大成することがすべてではないと思います。

 途中でやめることになったとしても、経験を活かして指導者の道に進むこともあり得るし、スポーツ用品店やメーカーに就職したいと考えるきっかけになる場合だってあり得ます。

 それに、関わった人たちや一緒に目標を追いかけた仲間という一生の財産も形成されます。

 スポーツも、いろんな意味で人生を豊かにしてくれる良い経験だと思います。

 子供がやってみたいスポーツは、家計の許す限り、やらせてあげたいですね。

 

4.なぜこのような考えを持つに至ったのか

 それは、僕自身が子供の頃、親から勉強しろ勉強しろとばかり言われ、友達と遊ぶ時間をじゅうぶんに持てなかったことや、やりたいことをほとんどやらせてもらえなかったことが関係しています。

 僕は社会人となって、自分のコミュニケーション能力が不足しているなと思うことが多々ありましたし、40後半となった今でもそれは感じます。

 振り返ると、小学生の頃、僕は周りの友達に比べて遊ぶ時間が少なかったなと思います。

 月曜日:そろばん塾と公文式を掛け持ち、火曜日:書道、水曜日:そろばん、木曜日:公文、金曜日:書道、だったかな?

 とにかく遊べなかったです。

 書道は友達に誘われて、自分でもやってみたいと思って始めたので良いのですが、そろばんや公文は母親が勝手に手続きしてきて「いついつから行きなさい」といきなり言われ、やめたいと何度も何度も訴えましたが全然聞いてもらえなかったのです。

 自分の経験を振り返って考えてみると、幼稚園や小学生の時の「遊び」の時間が人間形成的には最も大切な時期なのかもしれません。

 社会に出て以降、それを強く感じたからこそ、息子や娘は幼稚園や小学校の頃はとにかく遊ばせまくって育ててきました。

 もちろん遊ぶ中でトラブルもありましたが、それらも子供を成長させてくれる大きなきっかけでした。

 子供って、本当に遊びを通して吸収するものが大きいです。

 バランスも意識しつつ、ぜひお子様をたくさん遊ばせてあげてください。

 

 あとは、アルバイト。

 僕は高校生のとき、親にバイトをしたいと言いましたが、まず母親にものすごく嫌な顔をされ、勉強がどうたらこうたら大学がどうたらこうたらと、すごく言われました。

 僕は学業をおろそかにする気はまったくありませんでしたが、母親はあくまで「バイトをする=成績が落ちる」との考えでした。

 その上、自分の実家や父の実家に電話した時に、僕がバイトをしたいと言ってきて困っているというようなことをベラベラベラベラしゃべったことが原因で、父方の祖母から「あんたがバイトをしたいと言ってお母さんを困らせている」などと嫌味ったらしく言われてすごく嫌な思いをしました。

 しばらく日にちが空いた後、母親が「バイトしていいよ」と言ってきましたが、僕はもうやる気も失せてしまったので「もういい。やらない。」と言いましたね。

 学生時代、できるだけたくさん社会を経験することはとっても大切なことでしたね。

 社会人になってからそれをより一層痛感しました。

 もちろん、学業も大事なのでバランスは考えなければいけませんが、僕は頭越しにダメといったり、嫌な顔をするような父親でありたくはないですね。

 

5.最後に

 僕は「学力」も「社会人力」もバランスが大事だと思っています。

 学力ばかりに目を向けて良い高校・良い大学に入れることよりも、子供が真に社会で活躍できる力を育ててあげることを考えて子育てしていきたいと思っています。

 学生時代よりも社会人として過ごす時間のほうがはるかに長いです。

 長い目で見ると、学力以上に「人間力」「社会人力」というもののほうが大切なんだと思います。

 いろんな考え方があると思いますし、自分の考えがすべて正しいのかというと、そこは自信たっぷりに正しいですとは言えません。

 が、我が子たちの成長の様子から判断すると、自分の考えは我が家の中では今のところ正しいのかなと少々自信が持てて来ます。

 子供たちふたりとも、今のところ良い感じに育ってきています。

 子育ても何が正しいのか、どうするのがベストなのか、ということははっきりした正解はないと思っています。

 親も悩みながら、試行錯誤を重ねながら、前進していく必要がありますよね。

 この記事が、たとえひとりでもいいです、どなたかのお役に立てることがありますように…。

 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

 お互い、子育て頑張りましょう!

 

外出せず3時間で履歴書に書ける資格がとれる!伝え方コミュニケーション検定