★よし★の雑記ブログ

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良い意味でも悪い意味でも使われる【因果応報】は本当にあるのか

1.はじめに

「因果応報」(いんがおうほう)ってよく言いますよね。

たいてい、悪い意味で使われていることが多いような気がします。

「不倫の代償」「パワハラの代償」「裏切りの代償」などが語られる時に、よく登場する言葉だったりします。

自分がこの言葉を使うときも、あまり良い意味で使うことはないですね。

ですが、正しくは「善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。」といった意味のようです。

つまり、良い意味でも悪い意味でも「自分の行いがそのまま自分に返ってくる。」ということになると思います。

本当なんでしょうか。

 

2.因果応報、本当にある?

いろんな意見があると思いますが、僕は、この「因果応報」本当にあると思っています。

有名人に関する報道、また一般人においても身近な人たちを見ていると、悪い意味での因果応報は確かに存在すると思っています。

なぜなのか、本当のところはもちろんわかりませんが、自分なりに思っていることは、誰かに恨まれるようなことをする人は、その人を恨んでいる人の「念」のようなものから攻撃を受けるのではないかと勝手に思っています。

ですから、複数人に恨まれている人は、集合体を成した「念」によって、より強大なダメージを被るものだと思っております。

また、コソコソ不正を働いているような人は、神様のような存在がその人を見逃すことなく罰を与えているくらいに思っています(笑)

 

3.バチの当たり方について思うこと

けど、いつも思うんですけど、不思議なのは当該悪事~バチが当たるまでの期間がわりと長いんですよね。

悪いことをしても、すぐには悪い結果が返ってこないというか、時間差でバチが当たっている印象を個人的には受けています。

それと、加害者本人にバチが当たって苦しむ場合もあれば、それプラス、意外にも本人の子供に影響してしまうケースも見てきました。

罪のない子供に影響が出るのはちょっとどうかと思いますが、実際に20年くらい前の話ですが、勤務していた会社で他人の悪口を次々と言いふらしたり、仲間外れにしたりして休職・退職に追い込んだり、管理職Kと不倫して仕事中にホテルに行ったり、その管理職Kの後ろ盾を得て好き放題の振る舞いをしていた女性パート社員Tの子供が学校でイジメを受けて登校できなくなったケースがありました。

不倫の事実がどこからか学区内の保護者の知るところとなり、その後保護者間でうわさになったような話を聞きました。

保護者間でうわさになるということは、当然その保護者たちは自分の子供にもその話をするわけで、そうなると今度は子供達の間、つまり学校内で面白おかしく広められてしまうわけですよね。

これ、完全に親の責任ですよね。

結局、夫にも不倫がばれ、その夫が会社に怒鳴り込んできました。

そして夫婦は離婚、子供は転校、女性パート社員Tも退職、管理職Kも降格+転勤先で居場所を見つけられず退職といった結末を迎えました。

後から聞いた話では、管理職Kも家族を失ったようです。

この話、当時は本当に他人事とは思えませんでした。

時間をかけて積み上げてきたものを一瞬にして失う場面を見せられたわけですから、自分自身も本当に気を引き締めようと思ったことを鮮明に覚えています。

女性パート社員Tは人を選ぶタイプで、僕はターゲットにはされていませんでしたが、見ていてこういう人間にはなりたくないし、なってはいけないと思わせるような人柄でしたね。

もしかしたら、多数いる退職に追い込まれた人のうちの誰かが報復に出たのかなとも思ったりもしますが、いずれにしても威張りくさっていた報いなのかなと。

人生、あまり調子に乗ると、ろくなことがないものです。

同情する人は、誰もいませんでした。

 

4.人に対する感謝の気持ちを忘れてはいけない

上の例以外にも、悪い意味での因果応報は数々見てきました。

中には、とてもブログに書けないような結末を迎えた例もあります。

あまり例を挙げすぎると、自分が意図した記事とは違う方向に行ってしまうおそれがあるので、例はひとつにとどめておきますが、大切なものをすべて失った人から、中には命を落とした人までいるということを書き添えておきます。

誰かの悪い行いがあるということは、たいていの場合、被害者というのが存在します。

加害者がいて、被害者もいるのです。

自分の周りで起こった事例の中で、加害者についていろいろと考えてみると、共通するのが「人に対する感謝の気持ちがない」ということです。

身近に起こった例の中には、裏切り・手のひら返しに関する例が多く、裏切った人・手のひら返しをした人がその後しばらくして大きなしっぺ返しを食らっていることが多いのです。

「人にした親切は忘れても、人から受けた親切に対する感謝の気持ちは忘れてはいけない」

これは自分が尊敬している人から言われたひと言です。

まあ僕の場合、人に親切にしたことも特に力を注いだことは普通に覚えています(笑)

これは、しょーがないです!

「なんで忘れないんだ?恩着せがましい。」と言われても、それは無理な注文です。

けど、そんなに力を注いでいない、日常的な小さいことは結構忘れることが多いです。

時間が経って、「あの時はありがとうございました。」なんて言ってくれる人も中にはいますが、それを聞いても「あ、そういえばそんなこともありましたね。」といった程度のものです。

ですが、自分がしてもらったことは意外と覚えています。

ですから、その時は自分のほうから「そういえば●●さん、あの時はありがとうございました。」と言ったりします。

時間が経ってからも、改めて過去に受けた親切に対する感謝の気持ちを伝えるわけです。

「感謝の気持ちを忘れてはいけない」と言われてから、こうしたことをより一層意識するようになりました。

感謝の気持ちがあれば、裏切り・手のひら返しって普通、起きないですよね。

 

5.良い意味での「因果応報」はあるのか?

これは意外と難しい質問です。

人の結びつきが強かった時代や、(今でも)強い地域などでは「恩を受けたら恩で返す」といった考えは根底にあった(ある)のだと思います。

が、これは親切にした相手から何かが返ってくることを意味しております。

ここはあまり考えないほうが良いと個人的には思います。

ただ、一個人の善い行いは、意外な形で返ってくることもあります。

あることで「感謝状」をもらった人が身近にいます。

その人にとっては日常生活や仕事上で起こったことに対する、ごく自然な対応だったのが、意外にもものすごく感謝されたわけです。

自分の行動を見てくれて、認めてくれる人が意外といたりするものです。

善い行いをしている人たちは、もっともっと報われて欲しいと思いますし、そういう世の中であって欲しいなと切に思います。